下鼻甲介粘膜焼灼療法(トリクロロ酢酸による治療)について
1.この治療について
この治療は、下鼻甲介(鼻の中の粘膜)を薬剤で焼灼し、粘膜の腫れを改善する治療です。
鼻の粘膜が過剰に腫れている状態を改善することで、鼻づまり、鼻水、くしゃみなどの症状を軽減します。
手術ではなく、外来で短時間に行える治療です。
2.このような方に適しています
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アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎による鼻づまりが強い方
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内服薬や点鼻薬で十分な効果が得られない方
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手術は避けたいが、症状を改善したい方
3.治療方法
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鼻の中に麻酔液を浸した小さいガーゼを入れ麻酔します(浸潤麻酔)
- ガーゼを抜去しトリクロロ酢酸(80%)を下鼻甲介に塗布します
(これより下鼻甲介の粘膜表面が化学的に焼灼されます) -
処置時間は 数分程度 です
4.治療効果
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鼻づまりの改善
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鼻水・くしゃみの軽減
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効果の持続は 数か月〜1年以上 個人差があります
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効果が弱くなった場合、再度治療が可能です
5.痛み・処置後の経過
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処置中に しみるような痛み を感じることがあります
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処置後数日間~1週間は
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ヒリヒリ感
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鼻の違和感
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かさぶたや少量の出血、またそれに伴う鼻閉感
が出ることがあります
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通常、日常生活への大きな制限はありません
6.副作用・合併症
以下のような症状が起こることがあります:
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鼻出血・鼻閉
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かさぶた形成
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まれに感染、強い炎症
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非常にまれに下鼻甲介と鼻中隔が癒着する場合があります
※異常な痛み、出血、発熱がある場合は速やかにご連絡ください。
7.治療を受けられない場合
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妊娠中の方
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鼻中隔の湾曲の強い方
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鼻腔内に強い炎症や感染がある場合
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医師が不適当と判断した場合
8.その他の治療選択肢
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内服薬・点鼻薬による治療
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レーザー治療
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手術療法
それぞれに利点・欠点があります。
